18歳の我が子の姿を描いて


 「今」の教育を考えていきませんか


子育てに目標と期限を設けて取り組んでみませんか?
18歳の時にこんな人になって親元を送り出してやろうと考えることで、子育てに指針ができてきます。
18歳になった我が子の姿をイメージして、今日の働きかけを考える。こんな提案をしています。

●自ら学ぶ力をもっている
●問題を解決する力をもっている
●生きる力をもっている

こんな状態にして親元から社会へ送り出しませんか。

◆学習塾から始まって、0歳から18歳頃までの教育の現場にいる間に一つのことが見えてきました。
それはおおよそ3年ごとに子どもは何かが変わっていくのではないかということです。それと子どもは、放っておいてもこの3年ごとの変化を経て成長していきますが、親は意識して何かを変えていかなければ、対応が遅れてしまうということです。これを「学習」の観点から少し解説してみます。

<0歳〜3歳>
子どもの意志とは関係なく、子どもの脳が周りの情報を取捨選択することなく取り込んでいく時期。この時期の親の務めは環境を整えること。この時期は環境から学びます。快刺激を大量に与える時期です。

<4歳〜6歳>
一人で何かをやり始める時期です。この時期には与えすぎてはいけません。好奇心をかき立て、自ら摂りに行くようにし向けることが大切です。自分一人で考えることをスタートさせます。

<小学校低学年>
自学自習に不可欠な読み・書き・計算といった「基礎学力」を身につけさせる時期です。この時期に「基礎学力」をしっかり身につけてやると、一人でどこへ出かけていっても、何かを学び取ってくる子になります。大げさに言うと、子どもが泣こうが叫ぼうが、読み・書き・計算の基礎学力は身につけさせることです。後できっと感謝されます。逆に言うと、この時期にこういった体で覚えるトレーニングを親がしてやっていないと、後で子どもに恨まれるかもしれません。

<小学校高学年>
一人で出かけて学ぶことを始めます。親以外の大人との関わりの中から何かを学び取ることを始めます。自然学校・サマースクール・山村留学など、親元から離れて学ぶ経験をさせると大きな学びをする時期です。「体験」から学ぶことが本格化します。

<中学生>
教科の勉強を確実にさせます。義務教育なのだからすべての科目で100点を取って当たり前だ、という態度で勉強させます。義務教育とは日本の国民として最低限の知識を習得するとことです。不得意科目・得意科目という概念も与えません。
この時期、思春期を迎えます。自分でもよくわからないモヤモヤが子どもの中に生まれます。反抗が本格化します。自我が確立していく過程としてこの思春期は当たり前です。逆にこの時期に反抗が表れないと、むしろ危険です。
親の態度で大切なことは、「本気」で子どもと向かい合うことです。半端では子どもを受け止めることはできません。小手先の対応ではいけません。この時に真剣に本気で子どもに向かい合ってやらないと、その子自身が人生に対して本気で真剣に向かい合わなくなってしまいます。
そして、この時期の反抗は何があっても親が勝たねばなりません。この時期に親が万歳してあきらめてしまったら、子どもは中途半端なまま社会へ送り出されてしまいます。これでは子どもがかわいそうです。

<高校生>
生きていく方向性を子どもに探らせます。何をして(職業)社会と関わっていくのか?この問いかけを子どもに繰り返します。一人で生活していくこと(食っていくこと)はどういうことなのか?考えさせます。進路を定めさせます。平たく表現すると、18歳以降「餌」は、親から一切与えられなくなる、自分で獲ってこなければいけないのだということをしっかり伝えます。
この時期、反抗期がまたやってきます。この時期の反抗エネルギーは社会へ旅立つ起爆剤ですから、子どもと本気で向き合うのですが、うまく親元を離れさせるように対応します。親と子は価値観が違って当たり前です。